すしロール Part1

2010/10/17

すしロール Part1

絶滅危惧種・・絶滅の危機にある生物種のこと。
と辞書にありますが、日本人に昔から愛され続けた食品や料理にもこの絶滅危惧種が増えているように思えてなりません。本来は、家庭で季節ごとに作り伝えられてきた料理や保存食など・・今はそれが外食産業の手によって作られ、作り方は家族の中で伝承されず・・果ては、家で作れる物と知らない、子供達が増えているのが今の現実。

かつては、和服や洋服を家で手作りしていた事さえ、忘れ去られ、服は買う物とあたりまえになった今の時代と同じように、食べ物は買う物・・なってしまうのではないかと・・少し心配な私です。例えば、漬け物。母や祖母の時代は、夏のぬか漬け、冬の白菜漬けやたくあん、6月の梅漬け・・欠かせない台所仕事でした。これらの技が、私たちの世代にどれだけ伝承 されているのでしょうか? 

合わせ酢、味噌だれ、ドレッシング・・作り方をお教えすると、 「買わなくても済むのですね・・家にある調味料で出来るなんて知りませんでした」という声を最近よく耳にします。便利だからこそ、の落とし穴。これで良いのかなと少し思えてなりません。

それというのも、今回すしロールという本を作るにあたって、周りに巻き寿司の話しを聞いた際、かなり料理好きと思われる方ですら、 「家では作らないわ」とのお話しが多かったからです。昔は、何か行事や、ちょっとしたお客様の時など、巻き寿司は、定番中の定番で出てきた品。そして今や、世界に誇る今やワールドフードになった「お寿司」その代表選手である巻き寿司を等の日本人が出来ないのは・・寂しいように思えます。嫌いな人は少ないはず。そして数本巻けば、容易さと、利便性にビックリするはず。

一度皆さんも巻いてみませんか? 
巻き寿司・・・きっと上手に巻けるようになったら楽しいですよ。日本人の1人として、巻き寿司・・・絶滅危惧種からすくい上げたいと切に願う今日この頃です。

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