フルーツを料理に使おう!

デザートやお菓子以外の料理に果物を使うことに、少しばかり抵抗があるでしょうか? 酢豚に入れたパイナップルやポテトサラダに入れたりんごが今ひとつピンとこなかったという人は、ある年代以上、特に男性に多いような気もします。でも今、料理にフルーツを使うことは、かなりポピュラーになってきています。

料理にフルーツを使ういちばんの魅力は、ほのかな甘み、ジューシーさなど野菜にはない特徴が加わることで、見た目が華やかになるうえ、味の奥行きも豊かになること。和食では味に深みを出すために砂糖を加えることがありますが、ヨーロッパの料理でこの役割を果たすのはもっぱらフルーツ。フレッシュのままでもドライにしたものでも、果物の自然な甘みを生かした料理は、実はとてもたくさんあります。

みなさんにおすすめなのは、ちょうど今から秋にかけて続々と出てくるフルーツです。桃、ぶどう、いちじく、プルーン、柿、そして洋梨。これらのフルーツは、香りも甘みもいわば少し派手めないちごやオレンジなどと違い、ほのかな甘みで優しい味わいなので、他の素材とも合わせやすいのです。

気軽に試すなら、まずはサラダで。すっかりおなじみになった桃とモッツァレラのサラダは、いちじくや洋梨に変えてもおいしく召し上がれます。生ハムやチーズの塩気ともぴったりなので、たとえば、柿と生ハムのサラダ仕立てなどもいいですね。左の写真は、柿と洋梨を塩とビネガーとオリーブオイルでマリネしたシンプルな前菜です。

同じくいちじくや洋梨は、バターでソテーして肉料理の付け合わせにしても素敵。右の写真はもう少し手間をかけ、ポークフィレ肉を洋梨のクリームソースで仕上げた一皿です。ぶどうやプルーンはフレッシュでもドライでも、肉料理のソースをおいしくします。
和食にぴったりなのは、柿やいちじく。食べやすく切って白和えや胡麻和えにすれば、ちょっとおしゃれな箸休めになります。

そんなふうに、フルーツをもっと料理に使ってみたら、きっと季節感を堪能できる新しいお気に入りメニューになりますよ。

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