今の食生活について思うこと

2010/6/25

今の食生活について思うこと

人々の食生活が、一昔前とは大きく変わってきたように思うことが多くなりました。
あらためて考えるに・・食生活ってどのようにして、いつ身につけていくのでしょう?  とても気にしてちゃんと食べる。いえいえお腹が減ったときに好きな物を・・・。この分かれ目はどこ? いつ? と観察するに・・
やっぱり、幼い頃からの家庭での食習慣であり、食文化の伝承にあるのではないかと。と同時に、今という時代がこの二つの感覚を作っているのではないかと・・。
 一昔前までは、コンビニもお菓子もお総菜もお弁当もこれほど、いつでもどこでも何時でも買えは出来ず、食べるという行為のためには、家族の誰かが、その家で暮らす人たちのために食事を作るしかありませんでした。必然的に、家族みんなバラバラだと、食事の用意も大変なので、出来るだけみんな揃って食卓につくのがあたりまえでしたし、万が一、それが無理な場合も冷蔵庫だって今ほどの機能がない時代。保存食、常備菜等が、当然のようにあり、食事の準備が大変な状況ではありませんでした。そんな暮らしぶりの中、繋がってきた日本の食文化でしたが、今ここに来てやはり、急激に変貌している様に思います。

 みんなが時間も好みもバラバラ、嫌いな物は平気で残す(好きな物がどこでも手にはいるので!)・・そんな家族に対応する調理の技術を身につけ、能力、知恵を絞るのは実は本当に難しく大変で根気がいることです。主婦だって「もう! やってられない!」と料理作りを放棄してしまいたくなるのも解らなくない。そんな中、主婦が無理して頑張らずとも、そんな困った状況に温かくコンビニやスーパーが食べ物をよりどりみどりでいつでも、どうぞと供給してくれています。

少し前までは、買ってきた物はそこそこの味よね・・。やっぱり作るしかないか・・と思うしかない事も多かったのですが、最近では見た目も味もグッと派手になり、使っている食材の種類もふえ・・と家庭よりレベルが上?!と人気になるお総菜さえ出てきました。そして、ありがたいことに置いていても味かかわらないという特殊な技術もプラスされ・・・。家族の、好きな物を買って来てしまえば、大変な思いをしなくて良い世の中となっています。そんな食卓を供給する親世代は、もちろんいろんな食べ物も食べ方も知っています。でも・・・子供は知らずに育ちます。

 これが今の日本の現状。まあ世の中進化しているのだから、これはこれで良いのでは? 何が悪いの? と言った感覚なのかもしれません。でも、確実に家族で「食」と言う物が伝承されなく・・・食が家族でもなく、自分でもなく他人任せ。怖いのは万が一他人が作ってくれない状況になったとき・・生きる手だての食べ物をどのようにして手に入れたらいいか解らないと言うこと・・。

たからこそ 食育! なのでしょうが・・・、そんな環境下で大きくなった若者が一人暮らしを始めて・・まめに自分自身のためにご飯を作るでしょうか? いままで、作って食べると言う食体験がないのに・・・忙しかったり、お金がなかったりとなると・・結局はお腹さえ満たされれば・・と言うことになってしまうのではないでしょうか。でも、忙しく働く若い世代にこそ、気づいて欲しいなと思います。無理な食生活をしていると体調不良、肥満、メタボ、そしてそのもっと先には、病気・・が有るかもしれないと言うことを。 難しいことは言いません・・「昨日の食事は○○だった!」と人に言って、ビックリされない程度の物を食べていれば・・。そして出来れば自分の食糧自給率(もちろん素材は買ってきますが)を少しでも上げていく気持ちがあれば・・。

お弁当より安いお菓子やカップ麺に走らないために。ちゃんと作ったとしても、バタートーストと卵ご飯ばかり食べていると体調不良に繋がる言うことを知って欲しいなと・・カロリーだけに惑わされず、バランスよく食べるから人間という生き物は動けると言うこと・・ちゃんと食べるってどういう事なのかを知って欲しいなと思う今日この頃です。

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