震災時のお料理

2011/3/19

本当に、本当に大変な地震でした。大きな揺れを感じた東京。でもそれどころではない被災地。これほどまでの惨事に身の置き所もないほどの悲しみに、どうして良いかわからない状態です。被災された方々の、心と体が、一日も早く、元気を取り戻せるように、願う毎日です。どうか、今日より明日、明日より明後日が、皆様にとって少しずつでも良い日となっていきますように。

震源地とは大きく離れた東京ですが、かなりの揺れを感じ、都市機能がストップ。今回のことで、大きな自然災害に遭ってしまったとき、家族を持つ身としては、本当に、いろいろ考えさせられました。その第一番が、家族の健康。無事、遠くの職場や学校から家族が数時間かけて戻ったときに、まず、しなければいけないのが、出来るだけ身体と心を落ち着かせ、栄養が摂れる物を食べさせること。かと。

もちろん、自宅を離れ避難している場合は、無理ですが、自宅で、何か加熱手段があるのであれば・・まずはごはんを。炊飯器が使えればもちろん問題ないですが、無理なら鍋で。

そしてもう一つ、具は何でも大丈夫。具だくさんのみそ汁を! 根菜は最初から(加熱時間を短く済ませるには薄く切って)、葉物は仕上げに・・出しになる肉類があれば是非入れてください。 いつもの豚汁とは違っても、肉の旨みと柔らかく煮えた野菜がたっぷりのみそ汁は、気持ちをホッとさせてくれるはず。

プラスして、何か「ごはんの友」があれば、それで立派な食事になります。佃煮やふりかけ等があればもちろんですし、かつお節を醤油で味をつけた物でも。いつもなかなか食べきれなくて・・と思っている塩っぱく、酸っぱい梅干しもこんな時には大活躍。調味料と思われがちの味噌もごはんにちょこんとのせて食べると意外に美味・・・。災害を乗り切るにも・・体力と気力、それを持続させるには何より、食事・・。こんな時だからこそ、調理力、家事力、そして、臨機応変にある道具を使いこなし、何とか食べるものを作る・・そんな力を問われ、試されたように思えたここ数日でした。

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